IT検定
--- 国際スキー技術検定(IT) ---
国際スキー技術検定(IT)メダル
(上段左から、ITゴールド、ITシルバー、ITブロンズ
下段左から、ITセミゴールド、ITセミシルバー、ITセミブロンズ)

ジュニアIT検定(中学生以下の検定です。)

検定合格者
検定アドバイス


 国際スキー技術検定(IT検定)は、世界的な水準のスキー技術検定です。 SIA(日本職業スキー教師協会)が所属する国際的なスキー組織であるISIA ( 国際スキー教師連盟)が一般スキーヤーを対象に、世界共通のスキー技術検定として1976年から始めたのがテストインターナショナル(TI)。以来20年の歴史をへて、現在16カ国もがこの検定を実施するようになりました。1991年に検定内容が見直され、金、銀、銅の3つのレベルを示すメダルのデザインも各国共通に統一され、あらためてインターナショナルテスト(IT/国際スキー技術検定)としてスタートしたものです。

 ITメダルと認定書は日本ではSIAだけが国際スキー教師連盟の名のもとに90シーズンから発行し、メダルリストの氏名と登録番号がリヒテンシュタインにあるISIA本部に登録されます。ゴールドメダリストはオーストリア、フランス、イタリア、USA、カナダなどのスキー先進国にいっても共通のゴールドメダリストとして尊敬されます。

検定クラスと種目
 スーパー
ゴールド
ゴールド
(ITB)
セミ
ゴールド
(ITsemiB)
シルバー
(ITA)
セミ
シルバー
(ITsemiA)
ブロンズ
(IT@)
セミ
ブロンズ
(ITsemi@)
プルーク
ボーゲン
      
シュテム
ターン
    
初歩的な
パラレル
      
パラレルターン
(ロング)
  
パラレルターン
(ショート)
   
基礎パラレルターン
(ショート)
      
ウェーデルン      
踏み換え
ターン
    
総合滑走
パラレル
ウェーデルン
踏み換えターン
    


パラレルターンロング・ショート、ウェーデルン
ロングは日本の平均的なコース幅に合わせた比較的大きなターン弧、ショートはほぼ圧雪車一台分の幅に見合うターン弧、そしてウェーデルンはその半分をイメージしています。

斜面の条件
 スーパーゴールド
ゴールド、
セミゴールド
シルバー、
セミシルバー
ブロンズ、
セミブロンズ
30m以上30m以上30m以上
長さ150m100m100m
斜度25〜30度10〜20度4〜10度
状態新雪、悪雪、コブを含むコブを含む平滑な斜面

スーパーゴールドは06-07シーズンより設定。今シーズンはSIAフェスティバルでのみ検定実施。

校長:山嵜昭彦 検定方法

  • 自分の受験するクラスの種目を各1回滑る。
  • 全ての種目が合格点に達した場合のみ、そのクラスに合格。
  • 注:ブロンズは△の種目いずれかを選び2回滑り、1回が合格であればよい。
合格点
  • スーパーゴールドは各種目160点以上(200点満点)
  • ゴールド、シルバー、ブロンズは各種目70点以上(100点満点)
  • セミ−−−は各種目60点以上

検定料
スーパーゴールド ¥5、000
その他 ¥2、000


認定料
スーパーゴールド
ゴールド/セミゴールド
シルバー/セミシルバー
ブロンズ/セミブロンズ
・・・¥5、000
・・・¥1、600
・・・¥1、400
・・・¥1、100


テクニックアドバイステクニックアドバイス

私がスキーの技術に関することを思いつくままに書き連ねてみました。
ちょっと見にくいかもしれませんが、良かったらみてください。
皆さんのスキー上達の手助けになるはずです。
山嵜昭彦

(随時更新しています。)