全 般 | ステージ1では、初心者、初級者に対してパラレル程度まで教えられる、技術、指導能力、デモンストレーション能力が求められる。 |
プルーク
緩斜面、 20m以上 ×100m以上 |
・斜面と生徒のレベルに合った、ターン弧、スキーのズレ、スピード。
・伸び上がり沈み込みの動作がターン弧と調和している。 ・脚の伸ばし(先落し)⇒ 外足荷重=脚の曲げ(山回り)。(足首、膝、股関節の連動) ・上体、腕の構え、滑らかな動き。(見た目の美しさ、スキー教師らしさ) ・プルークスタンスの外足荷重からできる、自然な外向傾。 ・スピードコントロール重視のベース操作。 プルークボーゲンでも素人が滑るプルークボーゲンとは一味違っていないとだめ。 スキー教師らしく、動きが滑らかではっきりとわかること、そして見た目に美しいこと。 |
シュテム 中斜面、 20m以上 ×150m以上 |
・山開きシュテム、開脚。
・明確なシュテム動作。 ・伸び上がり沈み込みの動作がターン弧と調和している。 ・スムーズな引き寄せ、安定した山回りでの自然な外向傾。 ・斜面と生徒のレベルに合った、ターン弧、スキーのズレ、スピード。 ・山スキーインエッジで雪面をとらえながら開き出し。 ・引き寄せはフォールライン付近。 ・リズミカルで滑らかな動き。(見た目の美しさ、スキー教師らしさ) ・ストックは引き寄せのきっかけにつく(振り出しの流れを止めない)。 ・推進力のあるベース操作。 スピードはあまり出さずに、ズレの中で動きを表現する。 |
パラレル
中斜面、 20m以上 ×200m以上 |
・自然なパラレルスタンスのまま操作されている。
・左右ターン弧のバランスが適当である。 ・安定したポジション。 ・スピードのコントロールが適当である。 ・伸び上がり沈み込みの動作がターン弧と調和している。 ・リズミカルなスキー操作とストックワーク。 ・滑り方の種類は問わない。 ・基本はベース操作。 カービングは必要なし、基本的には伸身のパラレルが望ましい。 基本的な外向傾姿勢が見られること。 |
ウェーデルン
中斜面、 20m以上 ×200m以上 |
本来の技量を見る。 滑り方は問わない。 スピードは必要なし、スタートからゴールまで安定して、左右のバランスがとれていること。 ストックワークをリズミカルでバランス良く。 |
指導実習 |
・適切な言葉づかいができる。
・指導能力(表現力、説得力)がある。 ・技術及び用語を理解している。 ・指導カリキュラムを理解している。 3分程度で与えられた課題をレッスンスピーチをする。 課題は「プルークファーレンのバリエーション」、「プルーク山回りのバリエーション」、「プルークボーゲンへの導入」、「初歩のシュテムターンへの導入」、「V字スタンスから内スキー引き寄せの展開」などである。 1つの課題に対して数種類のアプローチ法を持っていることが望ましい。 大きな、はっきりした声。デモンストレーションは正確に。 |