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goukaku.gif SIA資格検定アドバイス

** ステージ1 実技 **

プロのスキー教師になりたい方、SIAの資格をとってみたい方のために
私なりのアドバイスをしてみたいと思います。
とりあえず実技だけです。
筆記試験のほうは、
講義をまじめに聞いて 最低限覚えることを暗記すれば大丈夫?・・・・・・山嵜

goukaku.gif ステージ1

検定種目 : プルークボーゲンシュテムターンパラレルターンウェーデルン指導実習

全 般 ico_449.gif ステージ1では、初心者、初級者に対してパラレル程度まで教えられる、技術、指導能力、デモンストレーション能力が求められる。
プルーク

緩斜面、
20m以上
×100m以上
・斜面と生徒のレベルに合った、ターン弧、スキーのズレ、スピード。
・伸び上がり沈み込みの動作がターン弧と調和している。
・脚の伸ばし(先落し)⇒ 外足荷重=脚の曲げ(山回り)。(足首、膝、股関節の連動)
・上体、腕の構え、滑らかな動き。(見た目の美しさ、スキー教師らしさ)
・プルークスタンスの外足荷重からできる、自然な外向傾。
・スピードコントロール重視のベース操作。

ico_449.gif プルークボーゲンでも素人が滑るプルークボーゲンとは一味違っていないとだめ。
スキー教師らしく、動きが滑らかではっきりとわかること、そして見た目に美しいこと。
シュテム

中斜面、
20m以上
×150m以上
・山開きシュテム、開脚。
・明確なシュテム動作。
・伸び上がり沈み込みの動作がターン弧と調和している。
・スムーズな引き寄せ、安定した山回りでの自然な外向傾。
・斜面と生徒のレベルに合った、ターン弧、スキーのズレ、スピード。
・山スキーインエッジで雪面をとらえながら開き出し。
・引き寄せはフォールライン付近。
・リズミカルで滑らかな動き。(見た目の美しさ、スキー教師らしさ
・ストックは引き寄せのきっかけにつく(振り出しの流れを止めない)。
・推進力のあるベース操作。

ico_449.gif スピードはあまり出さずに、ズレの中で動きを表現する。
パラレル

中斜面、
20m以上
×200m以上
・自然なパラレルスタンスのまま操作されている。
・左右ターン弧のバランスが適当である。
・安定したポジション。
・スピードのコントロールが適当である。
・伸び上がり沈み込みの動作がターン弧と調和している。
・リズミカルなスキー操作とストックワーク。
・滑り方の種類は問わない。
・基本はベース操作。

ico_449.gif カービングは必要なし、基本的には伸身のパラレルが望ましい。
基本的な外向傾姿勢が見られること。
ウェーデルン

中斜面、
20m以上
×200m以上
本来の技量を見る。
滑り方は問わない。

ico_449.gif スピードは必要なし、スタートからゴールまで安定して、左右のバランスがとれていること。
ストックワークをリズミカルでバランス良く。
指導実習 ・適切な言葉づかいができる。
・指導能力(表現力、説得力)がある。
・技術及び用語を理解している。
・指導カリキュラムを理解している。

ico_449.gif 3分程度で与えられた課題をレッスンスピーチをする。
課題は「プルークファーレンのバリエーション」、「プルーク山回りのバリエーション」、「プルークボーゲンへの導入」、「初歩のシュテムターンへの導入」、「V字スタンスから内スキー引き寄せの展開」などである。
1つの課題に対して数種類のアプローチ法を持っていることが望ましい。
大きな、はっきりした声。デモンストレーションは正確に。
ステージ1

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