インゲマル・ステンマルクは1970年代から80年代にかけて、学生として競技スキーをしていた我々(1957年生)にとっては、真に「神様」といえる存在でした。
現在のカービングスキーではなく、サイドカーブの浅いかつてのノーマルスキーでもカービングをしていました。(一流選手は誰でもですが)
現在の両脚同時操作ではなく、外脚・内脚を使い分け、上下動を使った流れるような滑り。そのシルエットの美しさはその後に現れたどのスキーヤーにもなかったと思います。
カービングスキーはスキーを簡単にしました。エッジを立てればスキーは回ってくれます。回らないスキーをいかに早く回すか滑らすか、昔はそういう風に考えていたと思います。
今のスキーヤーはかつてのステンマルクの滑りを見て、その偉大さを判ってくれるのでしょうか。
・・・・管理人 (2010/02/11)
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